【MAQ(マキュー)】ボール回転解析システム。トラックマンとの違いは?口コミや評判は?値段は?使い方は簡単?

プロ野球においても解析の話題が多く出ています。

メジャーでは全球団が取り入れている、軍事用レーダー式の弾丸追尾システムを応用したトラックマン。

このトラックマンは投球の回転数や、打球の角度、飛距離などが計測できるというもの。投球の回転数が測れるというのは画期的であり、球速に続く投手の能力指標として注目を集めている。

そこで新しくミズノよりリリースされるのが【MAQ(マキュー)】です。

簡単にこの回転数を測ることができるというので調査!!!

Contents

【MAQ(マキュー)】とは?ボール回転解析システム。投球練習をサポート。値段について。

最初に触れた解析システムのトラックマン。このシステムは導入に数百万円が必要と言われている。

数百万円となると独立リーグやアマチュアの社会人野球、高校野球、それ以下の野球のチームはもちろん個人が取り入れることはできないだろう。

しかし!!!ミズノから2018年に販売が予定されている【MAQ(マキュー)】は本体価格19,800円、充電器15,000円(それぞれ予定の税抜価格)と非常にお手頃のモノとなっている。

この価格であれば少年野球チームであったり、熱心なご家庭であれば購入可能な価格設定である!!

なぜこんな安くできるのか?これはトラックマンは投げられたボール、打ったボールをレーダーで追尾し回転数などを計測するためである。

追尾システムのため投げたボールはもちろん打ったボールでもその回転数などを計測することができるのだ。

一方で【MAQ(マキュー)】は専用のボールを使うのが大前提となる!!

このようにボールの中に計測装置が組み込まれている。

データの計測結果はスマホなどでこのように管理する。

そのためこの価格が実現したのである。

【MAQ(マキュー)】による回転数などを計測するメリットは?口コミや評判は?使い方は簡単?

【MAQ(マキュー)】が計測できるのは

となっている。

これらを把握するとどんなメリットがあるのか?

データを活用し選手の傾向を科学的に理解し、トレーニングの方法を模索する。試合中の采配に活かす。など大きすぎるメリットがある。

ピッチャーの能力として重要になってくるのは球速である事は言わずもがなだと思う。

ただ球速だけで測ることのできないモノ。それがノビやキレである。

そのノビやキレで凄さを語られるのがメジャーで活躍中の上原浩治であったり、火の玉ストレートの藤川球児

(筆者の贔屓球団で言えば鈴木翔太を挙げたい)

プロ野球のピッチャーの話をいろいろ見たりしていると球速はもちろん、このノビとキレに対してこだわりを持ち、追及をしている選手がいかに多いかがわかる。

どんなに速い球を投げても引力の関係で通常は落下を始める。ただここに回転が加わることによりボールに揚力が発生し落下しにくいボールとなるのである。これがいわゆる『ノビのあるストレート』となるのだ!!

このノビに重要な回転数を計測することのできる【MAQ(マキュー)】は間違いなく今後の野球レベルの向上に寄与することになる!!

精度の高いデータがあれば、それに対する必要な練習、トレーニング方法を導くことができる!!!

またこの【MAQ(マキュー)】は野球だけでなくソフトボールなどさまざまなボールを使う球技に対して活用することもできるだろう!!

先日、この【MAQ(マキュー)】を使いハマの番長・三浦大輔もデモンストレーションに参加していた。
ストレート時

ストレート。球速116キロ。回転数は30と計測。
116キロでは25〜27回転が平均らしい。速くはないが回転数が大きく、打者を打ち取りやすい球質とのこと。

カーブ時

カーブ。球速76キロ。回転数は29と計測。

ストレート時は回転数が30。カーブは球速がストレートに比べ遅いが相当回転数が大きく、かなりの変化をしているという事になる。

フォーク時

フォーク。球速は89キロ。回転数はわずかに4。

回転数がないためバッターの手前でスッと落ちていくボールだということが数値からも分かる。

このようにそれぞれのボールに対して回転数を計測することが可能で、ピッチャーからすると自分の追い求めるモノを把握しやすいのだ!!

実際に野球をかじったことのある筆者も是非、使ってみたい。

自分の投げるボールがどんな数値でプロ野球のピッチャーはどんな数字なのか?非常に興味深い!!

発売前になるため試すこともできないが近い将来、みなさんも試すことができると思います!

最後まで御覧いただきありがとうございました。

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