ポールポジションからのスタート
予選で神がかり的なアタックを決めてポールを発進の小林可夢偉らの7号車、共にフロントロー発進の中嶋一貴らの8号車に期待が集まりスタート。
トヨタに不運が出たのがまず、8号車。8時間を経過する前にフロントから白煙があがる。マシン分解の作業となり2時間を要した・・。
さらなる悲劇が・・・。その後セーフティーカーが導入され開始直後に小林可夢偉の7号車が突如のスローダウン。何度も止まりながらも懸命にピットを目指すがポルシェカーブで完全にストップ。無念のリタイヤ。
予選だけでなく決勝でも速さを見せ後続との差を広げていく中での出来事・・。
もう1台の9号車も他クラスマシンとの接触でタイヤがバースト。こちらも出火しながらもピットを目指すが同じように途中で完全にストップ。
残る8号車は9位完走。
日本メーカー、日本人ドライバーの悲願の初優勝はまたしても達成されず・・・。
来年に持ち越しとなりました。
個人的に嬉しかったのはトヨタ社長豊田章男がルマンまで足を運び観戦をした事。もちろん優勝も期待していただろうが、レース後に『思いっきり走らせてあげれなくてゴメン。』と言葉を残したと事。
同じメーカーでもHONDAの社長にはこんな行動、言葉は出てこないだろうなぁ。
トヨタよ来年は悲願の初優勝頼むぞ!!!!